30系ヴェルファイア ステアリング交換

【注意事項】
ステアリング交換は専門知識を要します。
誤った知識での作業は重大な事故にもつながりかねません。
弊社ではプロショップ、整備工場等での交換をおすすめします。

※写真はサンプルを使用しておりますので、実際の製品と異なる場合がございます。
予めご了承下さいませ。

先ずエンジンルーム内のバッテリーのマイナス端子を取り外します。

取り外し後、約15分放置を行ってください。

次にステアリング側面にあるキャップを左右共に取り外します。

右側からは赤矢印の1か所のロックピンを、マイナスドライバーなどで押し込みロックを解除します。

左側からは、上部と下部の2か所のロックピンを、マイナスドライバーなどで押し込みロックを解除します。

エアバッグが外れましたら、エアバッグ裏の黒い配線の端子と、中央部のコネクタを取り外します。
※中央のコネクタは右上の画像のように、精密ドライバー等でロックを押し上げた後、取り外しを行います。

次に、上部にある3つのカプラーの右二つを取り外します。
また、下部にあるコネクタも同様に取り外します。

エアバッグ、各コネクタを取り外しましたら、センターナットを19mmのボックスレンチにて緩めます。

緩めましたら、ステアリングを手前方向に引き寄せながらショックを与え引き抜きます。

ステアリングがシャフトから抜けましたら、緩めていたセンターナットを取り外し、ステアリングを引き抜きます。

次に取り外した純正ステアリングに固定されているネジをすべて取り外します。
表面の左右パネルから順に、各パーツを取り外します。

裏側のカバーにステアリングヒーター用のコネクタが固定されていますので、こちらも忘れず取り外しを行ってください。

各パーツの取り外しが終わりましたら、裏側のカバーから順に組み付けます。

裏側のカバーはピンなどで止まっていますので、確実にかみ合っていることをご確認ください。

車体側も同様に逆の手順で取り付けを行います。

ネジのあまりやステアリングの緩み等がないことを確認しバッテリーを元に戻して完成です。

※コマずれが生じる場合は再度ステアリングを取り外し調整、またはタイロッド調整にて修正を行います。
トップページに戻る